グラボのファンが壊れたので交換してみた

約二年間ほど使用している玄人志向の GTX1080 (GF-GTX1080-E8GB/OC/GAMING)ですが、半年前ぐらいからファンの調子が悪く、つい先日には原付バイクのような音がするようになってしまいました。



ファンの軸の部分を押し込んだり掃除機で謎にホコリとかを吸ってみたり、再起動とかしたりすれば一時的に治ったりしたのですがどう考えても適切な対処法ではない上、最近この方法では治らなくなってしまい困ったので、分解してファンの交換をしてみました。

※分解に伴い保証が無効化されてしまうので自己責任で行ってください。


分解

0.まず(服を脱ぎ)シャットダウンし、グラボを取り外します

1.問題部分のファンにアクセスする必要があるので、外枠に関係ありそうなネジを外します。


2.外すとこのようになります。
裏側には外枠のロゴ部分の LED との配線があったので勢いよく引っ張らずにコネクタを外しましょう。



3.あとはファンを固定しているネジを外し、配線も外してあげます。



ファン本体を見るとこのような感じになっています。
ここの固定する器具の形はグラボによって異なるので、交換パーツを購入するにしても分解しないと確認できません。




器具の形、大きさを確認しておきましょう。

4.形が確認できたので、あとは交換パーツを購入して交換すれば完了です。
私はAliexpress でパーツを購入しました。なんか ZOTAC とか書かれてますが器具の形が同じで使えればセーフなので気にしないことにします。

ちなみに、ここまで分解したついでにグリスの塗り直しも行いました。
グラボの裏側のネジを外し巨大なヒートシンクを外すと塗り直しできます。
棚の中にあった100円程度のグリスでも塗り替えることで10度近く冷えるようになりました。


ファンを交換する

といっても別にさっきとは逆の手順で行うだけです。
先に大まかにファンをネジ止めして、それから配線するのがやりやすかったです。


ファンの分岐点的なところですが、はじめからのやつよりも交換後のほうが端子が大きくいれずらかったので少し強引になってしまいました。
ただ動けばいいので気にしないことにします。


取り付けてから気づいたのですが、左のファンの右下の部分のプラスチック部分がなんかありませんでした。
これは流石に商品の不具合だと思ったのですが、3箇所止められている上にまた外すのも面倒で動作上問題はないと思うのでこれも多分目の錯覚かなにかだと思うことにしました。

あとは元の外枠を取り付けて完成です!

ZOTAC(大嘘)

あとはパソコンに戻して起動確認をすれば終了です。


ちなみに元のファンには LED がついていなかったのですが何故かついていたので事実上のグレードアップです。


実際の動作ですが、流石に負荷をかけて回転数が上がってくると回転音は聞こえてきますが前みたいな異常な音はしなく普通に動作しているので問題なさそうかな、といったところです。

日本国内のみではパーツを手に入れるのが困難で海外通販になってしまいますが、自分でなんとかできるなら修理に出したり買い換えるよりも圧倒的に安価に直せてしまうので、自己責任にはなりますがやってみてはいかがでしょうか。

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