Apple Watch Series 5: 1ヶ月使用後

先月の9/20の発売日に、Apple Watch Series 5 40mm Space Gray GPS+Cellular モデルを購入しました。

本当は Nike モデルが欲しかったのですが、発売日が後日だというのを知らなかったので諦めてふつうのを帰り際のビックカメラで購入してしまいました。

今回の Series 5 の新機能として
・常時点灯のディスプレイ
・コンパスの搭載
があると思いますが、1ヶ月使ってみての感想を書いてみようかなあ、と思います。
しばらくブログは放置気味でしたが定期的にアウトプットするもの大切かなあと思ったりもしたので。

簡単な開封

1ヶ月経ってるとはいえこれが初めての記事なので一応。




Series 3 GPS+Cellular からの乗り換えですが随分とカラフルなパッケージングなんですね。

その後適当に初期設定等を済ませたらもう完了です。本当に楽で素晴らしい。

1.バッテリー持ちについて

使い始めは本当に酷かったです。
充電100%の状態で0時からテストしたものがあるのですが、購入翌日はたったの21時間しか持ちませんでした。
Apple Watch ユーザならわかると思いますが、Apple 公称のバッテリー持続時間は18時間となっていますが、内容はワークアウトを数十分行ったりと日常の腕時計として考えるとハードな使い方であり、腕に巻いて単純に通知確認や歩数の計測程度では余裕で1日持つのはほぼ常識のような感じでした。
常時点灯でも普通に使えば1日は持つのかなあと思っていた私にはこの事実は非常にショックでした。

常時点灯ディスプレイは、常時点灯中は画面を暗い文字盤にし、画面の更新頻度を 1Hz に落としてバッテリーを持たせています。
しかし、文字盤にコンプリケーションを多数設置するとその更新で電池が減りやすいといったことも考えられていました。
考えられる要因をまとめると、

・常時点灯ディスプレイ
・コンプリケーションの設置しすぎ
・ノイズ App によるバックグラウンドでのマイク使用

ここらへんでしょうか。

ただ、常時点灯ディスプレイは確かに便利で、机に腕を置いてタイピングしている時にチラ見するだけで確認できるのはやっとふつうの腕時計としての使い方ができますし、つり革を掴んでいるときにも確認できるのは非常に大きいです(今まではつり革を掴んで手首をクイッとしても画面がつかない事が多かった)

そのため、寝てる間等明らかに画面を見ないときはシアターモードを用いて常にオンを上書きで無効化し、コンプリケーションを2個の"カリフォルニア"文字盤を使用、ノイズ App の計測をオフにした状態で使用してみました。


確かに持つようになっています。ここまで来れば確かにふつうにつけていても問題ないレベルにはなっています。

ここまで読んで「寝てる間に充電すれば良いんじゃないか?」という風に思うかもしれませんが(確かに一般論として寝ている間に充電というのはある)、私の場合は"AutoSleep"というアプリを用いて睡眠ログを取るのが日課になっており、帰宅後入浴中に充電して寝る前に装着するようにしているのです。
その関係上どうしてもこういった条件が必要になってくるのです。また、Suica も使っているので帰宅が遅くなった夜にバッテリーが切れて改札から出れなくなるといったことが起きたら困るのです。(一応そうならないためにもモバイルバッテリーと一緒に充電ケーブルも持ち歩いていますが、忘れる可能性も否定できない)

要は私のわがままな使い方に合わなくここまでグダグダ書いているのですが、これらのバッテリー持ちについてはしばらく使った慣らし運転と watchOS のアップデートで不満ないレベルにまで改善しました。

ノイズ App はバッテリー持続時間に大した影響はないことも分かり、最近はオンの状態で使っています。
また、コンプリケーションを4つ配置できる"メリディアン"文字盤でも問題なく私の用途で十分1日持つようなレベルになりました。

バッテリー持ちについては購入直後はかなり不満がありましたが、現在ではかなり改善されて満足行くレベルになっています。

2.コンパスの搭載

コンパスについてですが、これはほんの先日まで全く有用性を感じませんでした。
しかし先日、ドコモのレンタサイクルに乗る機会があり、ナビを iPhone の純正マップでセットし、Apple Watch で確認しました。

シェアサイクル + Apple Watch マップ の組み合わせ自体は Series 3 のときから行っていたのですが、たしかに交差点等でパッと見でどっちに曲がればいいかわからないことが多々ありました。

自転車に関しては自宅から乗るよりも都内などのエリア内で借りて返すほうが多いので、スマホスタンドをつけるわけにもいかず、かといって確認のためにいちいちバッグの中からスマホを取り出して・・・とやると非常に手間がかかり、またときによっては危険な場合もあります。

そのため、腕で確認できるのは非常に楽なのですが(もちろん走りながらの確認は危険ですよ!)、これがコンパスが付いたことによって進行方向、次に曲がるべき方向が一目瞭然になって化けました。
ちょっと試したところヘディングアップな表示ができなかったのでそれさえできるようになれば不満は0ですかね。


発表当初は大した魅力を感じなかったコンパスですが、自転車ナビとして使うこと考えたら非常に魅力的な機能でした。

まとめ

最終的には購入してよかったです。
当初は割と不満ばかりで5万出してわざわざ買い替えた価値はあったのか・・・Series 3 でも余裕で1日半は持つし、と思っていたのですが、改善されてきてから割と考えが変わってきました。
また、Series 4 を watchOS 6 にアップデートしたら持ちが悪くなったというものみられるので、watchOS のせいといった可能性もあります。その場合、アップデートで改善できるので今後に期待したいところです。
また、上には Series 4 からのことなので書いていませんが、大画面・ベゼルレス化も非常にいいです。特に watchOS 6 からは画面の大きさを生かしたアナログ文字盤も登場し非常にかっこよく愛用しています。
コンパスも使ってみたらありがたみに気づきました。
この記事も1ヶ月経ったから書き始めたというものありますが、コンパスの有用性に気づいたからというのもあったりします。

ただ、たしかにそれ以外では大して変化はしていません。
プロセッサの S5 も実は S4 と中身がほぼ同じではないかといったのも見られます。

しかし、日常の時計使用において、腕をひねらなくてもチラ見で時間を確認できるのは非常に大きいです。今までふつうの腕時計を使っていた人からしたら当たり前のことすぎて何を言っているんだといった感じでしょうが、今までその当たり前ができなかったのです。

腕時計の当たり前がやっとできるようになりやっと腕時計としての土俵入りをしたと言っても過言ではない Apple Watch Series 5、今年のベストバイガジェットです。

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